本文へスキップ

死後数日経っている遺体は周囲を汚染しているので簡単に清掃できません。

特殊清掃のプロ

社会を支える

特殊清掃のプロ 写真

人の一生の中で特殊清掃を必要とする現場、火災現場や事故現場、ゴミ屋敷の後始末 などと出会うことは稀ですので、自分で清掃しなければならなくなるケースはなかなか ないかもしれません。 そのような場所を自分の手で清掃する必要がなければ、どのように片付けるのかあまり 深くは考えないのでその方面の知識を得る機会もありません。 ですがみんなが知らない、気付いていないだけで、特殊清掃を行っている現場はとても 多くあるのです。 身近で親しい人が亡くなった時、それが前触れを伴っていて誰かに見守られながら 病院のベットで最後のときを迎えたのであれば遺体もきれいな状態で処置を施せますが、 そうでなければ多くのケースで遺体が周囲を汚染してしまいます。 人が死んだ場合、死体が見つかった場所は普通の清掃では落とせないような汚れで いっぱいになり、あまり知られていない業者のお世話になっています。 その業者が特殊清掃業者で、特殊現場・火災現場・ゴミ屋敷など主婦の手に負えない ような現場の清掃を専門に行うプロ集団です。 特殊現場は散らかった部屋とは汚染の程度が桁違いで、視覚的に強烈なだけでなく 臭いも伴いますので、出来ることなら立ち入りたくないと誰もが考えます。 そんな状態になった現場の後始末は一般人に限らず誰もができる作業はありません。 掃除を請け負う業者の中でも特殊清掃の出来る業者は一部で、しかもその存在は 隠されているわけではありませんがあまりおおっぴらにはされていません。 必要とする人が探せば見つかりますが、業種から連想させるシーンがあまり明るい ものでもなく、影から支える存在に徹しよう、といった配慮からそうなっているの でしょう。



依頼主の負担を減らす

人は愛する人、大切な人、身近な人を失うと深い悲しみを感じ心が痛みます。 その遺体がもし異常で特殊な状態で発見されたとしたら、ダメージはさらに大きなもの となり心の傷が癒えるまでに時間を必要とします。 そして遺体の発見された汚染現場を処理する責任が自分にあったとしたら、 そこからもさまざまな身体的・心理的なストレスを受けることになります。 死を受け入れることもままならぬ状況で凄惨な現場の後処理までも任されても、 とても対処できるものではありません。 悪臭の発生源ともなる特殊現場は早急に手を打たなければなりませんし、近隣の住民 も遺族をいたわりながらも早急な事後処理を求めてくるでしょう。 誰だって自分の住んでいるそばで死体の放つ悪臭が残っているのは嫌ですし、 蛆虫やハエが発生するので衛生的にも問題があります。 ですがはやく対処しなければならないのはわかっていても、同時に葬儀の準備や やらなければならない事も多くて、何をどうやればよいのか分からないと慌てて しまう人もたくさんいます。 親族が近くにいないなどすぐに頼れる人がいない場合、自分で全ての手配をして 手続きを進めていくしかありませんが、混乱しておりうまく進めていくのは精神的にも とてもきついことでしょう。 そんな時に特殊現場を清掃してくれる業者の存在を知っていれば、少なくとも汚染 された現場の処置を電話一本で任せることができます。 孤独に感じられた葬儀の準備や現場処理も、そういったことに慣れている業者の方に 協力してもらい進めていくことができるのです。



特殊な経験

みなさんが普段生活している社会では腐乱死体や焼死体、汚染現場を目にする機会 はあまりなく、テレビでしか見た事がないという人がほとんどでしょう。 実際に存在するのだろうけど自分には縁のない、まるで別世界のことにすら感じられる ほどその現場に自分が居合わせるシチュエーションは想像しにくいものです。 そしてそんな現場を現状復帰させるための専門業者があるということも、普通の生活 をしているだけでは気付かないことです。 実際に自分がそのような特殊な状況に置かれて初めて、これをどうやって片付ければ いいのか、とてもじゃないけどあの部屋に入って掃除をすることができない、 となり助けを求めるように特殊清掃業者を調べるのです。 必要に迫られない限りは特に意識しないけれど、自分がその特殊な状況下に置かれて 本当に困ったときにのみ、特殊現場を清掃してくれる業者のことを考えるのです。 普段から積極的に考えたい類の話題でもありませんし、友人とそんな話をしても 場が暗くなるだけで面白い話でもないからそれも当然でしょう。 誰もが無意識のうちに避けている事柄で、自分で考えなければならない場面に 出くわさない限り心の奥ではスルーしているのです。 友人とのお喋りで楽しいのは美味しいお店の事や面白いテレビ番組の話であり、 自殺の後始末の話では決してありません。 身内で孤独死された遺体が発見されて自分がその現場の片づけを任された、という 特殊な場合にのみ意識することで、そうでなければどうやって掃除するのだろうか、 どこの業者に依頼すればいいのか、といったことは考えることもありません。



バナースペース